歯の神経(歯髄)の役割とは?抜くとどうなる?リスクと残す重要性
こんにちは!久保デンタルクリニックです😌⭐
虫歯の治療などで「神経を抜く必要があります」と言われた経験がある方もいるかもしれません。
「神経を取れば痛みが消えて楽になる」と思われがちですが、歯の神経には歯の寿命を保つための重要な役割があります。
今回は、歯の神経の役割と、それを失うことによるリスクについて解説します!
歯の神経(歯髄)の3つの重要な役割
一般的に「歯の神経」と呼ばれる組織は、正確には「歯髄(しずい)」と呼ばれます。
歯髄には神経線維だけでなく、血管やリンパ管が網の目のように走っており、主に以下の役割を果たしています。
1. 歯に栄養や水分を補給する
血管を通じて歯に酸素や栄養分、水分を供給しています。これにより、歯は柔軟性と強度を保つことができます。
2. 異変を伝える(痛みのセンサー)
冷たいものや熱いものがしみる、虫歯で痛むといった感覚を脳に伝えます。痛みは「歯にトラブルが起きている」ことを知らせる重要な防衛サインです。
3. 細菌の侵入を防ぐ(免疫反応)
外部からの刺激や細菌の侵入に対し、免疫細胞が働くことで感染の拡大を防ぎます。また、刺激に応じて新しい象牙質(第二象牙質)を作り出し、自ら防御壁を築く機能も備えています。
なぜ神経を抜く治療(根管治療)が必要になるのか
虫歯が進行して歯髄まで達すると、細菌感染により激しい炎症(歯髄炎)を起こします。
この状態を放置すると、激痛が続く上面、顎の骨にまで感染が広がるおそれがあります。感染した歯髄を取り除き、根の中を消毒して密閉する治療が「根管治療(神経を抜く治療)」です。
神経を抜く(失う)ことで生じる主なリスク
神経を抜くことで痛みは治まりますが、歯には以下のような構造上のリスクが生じます。
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歯が脆くなり破折しやすくなる 栄養供給が止まった歯は、枯れ木のように水分や弾力性を失います。噛み合わせの力に耐え切れず、歯根が割れる(歯根破折)リスクが飛躍的に高まります。※歯根が割れた場合、抜歯になるケースが多くなります。
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虫歯の再発に気づきにくくなる 神経がないため、再び虫歯になっても痛みを感じません。内部で静かに虫歯が進行し、気づいたときには手遅れになっているケースがあります。
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歯が変色する 代謝がなくなることで、時間の経過とともに歯が黒ずんだり暗い色に変化したりすることがあります。
可能な限り神経を残すために
一度抜いてしまった神経を元に戻すことはできません。
歯の寿命を延ばすためには、「可能な限り神経を残す治療」および「神経を抜く事態にならないための予防」が極めて重要です。
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早期発見・早期治療 虫歯が小さいうちに治療を行えば、神経まで達することなく削る量を最小限に抑えられます。
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定期検診とプロフェッショナルケア 自覚症状がない段階から定期的にチェックを受け、虫歯の発生や進行を防ぐことが最善の対策です。
まとめ
歯の神経(歯髄)は、歯の強度や寿命を支える非常に大切な存在です。
痛みが起きてから受診するのではなく、日頃の予防ケアと定期的な検診で大切なお口の健康を守っていきましょう🍀☆彡
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