かかりつけ歯科医機能強化型診療所、(通称『か強診』)とは平成28 年4月より厚生労働省により新設された制度で、歯科医院での専門的な口腔管理、診療時の安全及び徹底した衛生管理、その他の医療機関との連携(医科歯科連携)や、地域医療を包括した地域完結型医療など、一定の基準を満たした歯科医院を、【かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所】として認定しています。
その地域の一人ひとりの患者さんへ、出産前から⽣涯にわたり、治療時の安全に配慮し医療スタッフと患者さんに安心な治療を提供すること、また定期的なお口のメンテナンスを行うことにより、患者さんの健康増進および疾病予防に貢献することができると厚生労働省から認定された歯科医院です。
久保デンタルクリニックは令和4年(2022年)6月1日付で、【かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所】として認定されております。
保険治療にて『予防歯科』を行うことができる歯科医院
『予防歯科』とは定期的なお口のクリーニングやメンテナンスを行うことで虫歯や歯周病の重症化を防ぐことを目指します。
ひと昔前までは、虫歯になったり痛みがでたら歯医者さんに行こうと考える「治療中心型」の考えが主流でした。
しかし令和になった現在、お口の健康と全身の疾患の関係性も取り上げられてきており、今まで痛みがでたら歯医者さんを受診する「治療中心型」の治療ではなく、全身の健康状態を踏まえたうえで「虫歯を予防する」「歯を失う前に歯周病予防をする」という『予防中心型』に移行することによりお口の健康と全身の健康、また患者さんの健康寿命の延伸加えて、健康な人が増えることにより、結果として医療費の削減がされます。
これがいわゆる先日発表があった「骨太方針2022」の概要で、国民皆歯科健診(生涯を通じた歯科健診)も盛り込まれていました。
そこでかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所【か強診】は、一人ひとりの患者さんの、出産前から一生涯にわたってそれぞれの生活様式に応じたお口の健康維持や管理、全身疾患の重症化の予防のための適切な歯科医療の提供・保健指導を行い、口腔と全身の健康増進、健康寿命の延伸に寄与します。