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歯周病と糖尿病について

こんにちは!久保デンタルクリニックです🍀

今回は歯周病と糖尿病の関係について解説していきます✨

 

1. 歯周病と糖尿病の深い関係

歯周病(お口の病気)と糖尿病(体の病気)は、実はとても深い関係にあります。これらは一見、別々の病気のように思えますが、どちらか一方が悪化すると、もう一方の病気もつられて悪化してしまうという特徴を持っています。そのため、「お口の問題」と「内科の問題」を分けて考えるのではなく、両方を一緒にケアしていくことが大切です。

2. 糖尿病が歯周病を悪化させる理由

血糖値が高い状態が続くと、体の中では以下の現象が強制的に起こります。

  • 細菌と戦う力が落ちる: 免疫が弱まり、口の中の歯周病菌が異常に増殖します。

  • 歯ぐきの修復が止まる: ダメージを受けた歯ぐきの組織が再生しなくなります。

  • 血管が劣化する: 歯ぐきの細かい血管が傷つき、酸素や栄養が届かなくなって組織が死んでいきます。

結果として、糖尿病の人はそうでない人に比べて、歯周病の悪化リスクが2〜3倍に跳ね上がります。

3. 歯周病が糖尿病を悪化させる理由

歯周病になった歯ぐきは、目に見えない「巨大な傷口」です。重症の歯周病患者の口の中にある傷口をすべて足し合わせると、手のひらと同じサイズ(約72平方センチメートル)になります。

この手のひらサイズの傷口から、毎日絶え間なく毒素や炎症の原因物質が血液中に流れ込みます。

  • 血液に入った炎症物質は、血糖値を下げる唯一のホルモンである「インスリン」の働きを邪魔します。

  • その結果、どれだけ内科で食事制限や薬の服用を続けても、血糖値が下がりにくい体になります。

 

4. 歯科治療を放置するリスクと現実

データが示す事実として、歯科医院で適切な歯周病治療を行い、口の中の炎症を消し去ると、血糖値の基準である「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の値が約0.5%改善することが立証されています。

これは、内科で新しい血糖降下薬を1種類追加するのと同等の効果です。つまり、歯周病を放置したまま内科に通い続けることは、治療効率を著しく下げ、医療費を無駄に払い続けている状態を意味します。

5. まとめ

歯周病と糖尿病は、お互いに深く影響を及ぼし合う関係にあります。

だからこそ、内科での治療や食事療法だけでなく、歯科での定期的なお口のケアを同時に行うことが、将来的な合併症のリスクを抑えるための大切な鍵となります。

「食事制限や運動を頑張っているのに、なかなか血糖値が下がらない」という方は、もしかするとお口の中の炎症が原因になっているかもしれません。

まずは一度、歯科医院で歯周病のチェックを受け、全身の健康を守る取り組みを始めてみてください!

気になることがございましたらお気軽にご相談くださいね(*^-^*)✨

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